FC2ブログ

divine intervention……TVアニメ『ウィッチクラフトワークス』オープニング:fhana



2014年1月から3月まで放送された『ウィッチクラフトワークス』と、オープニングの『divine intervention』のご紹介です。
2010年から『good!アフタヌーン』にて連載中の水薙竜の同名漫画が原作です。

舞台となっているのは歴史の陰で「工房の魔女」と「塔の魔女」という2つの勢力が対立している、現代社会に似た世界。
そんな世界のことなど露知らず平凡なスクールライフを送っている男子高校生・多華宮仄。
仄のクラスメイトで生徒から絶大な人気を誇り、容姿端麗・文武両道・スタイル抜群、学園には親衛隊まで存在している『姫様』こと火々里綾火。
通学のバスが同じで同じクラスの隣の席でありながら住む世界が違い、ほとんど接点のない二人でしたが、ある事件をきっかけに急接近することに。
街を守る使命を帯びた「工房の魔女」に対し、魔法の探求のためなら倫理観など無いに等しい「塔の魔女」。
「塔の魔女」にどういうわけか付け狙われることになった仄と、「多華宮君は私のお姫様だから」と仄を助けることを唯一の使命とする最強の魔女・綾火。
「塔の魔女」が仄を襲撃する理由や、綾火が最強である理由は、仄の中にいるある存在でした。
次々と現れる「塔の魔女」の刺客に、仄と仲良くなりたい綾火に、その他諸々に、振り回される日々を送ることになった仄。
戦いに巻き込まれるにつれ自分の置かれている状況を知り、自分の中にいる存在にも近づいていきます。

ポンコツ・変人のどじっ娘魔女が次々出てきて、冴えない主人公にちょっかいかけて綾火に返り討ちされるというストーリーがドタバタギャグを織り交ぜながら展開されます。
原作は未読ですが、アニメのクォリティはなかなか良く、無駄にエロに走るわけでもない、見やすいアニメでした。
キャラクターがとても多く深く掘り下げられることもなく、ストーリーも駆け足で過ぎ去ってしまったように感じ、2クールあればなぁ、と残念にも思うアニメでした。



『ウィッチクラフトワークス』のオープニングで使用されたのが、fhanaの3枚目のシングル『divine intervention』(ディバイン・インターベンション)でした。
タイトルを和訳で検索すると、『神の干渉・介入』とか『天の采配』などという文言が出てきます。
ミもフタもない訳し方をしてしまうと『運』ということになってしまうのかもしれませんが、人は自由に生きているように思いながら、抗うことのできない大きな力に縛られて生きているものなのかもしれません。
『ウィッチクラフトワークス』はそんな大きな力に、自らの力で抗い、解放される話のように感じました。
全てを敵に回しても生まれる前から知っている大切な存在のために立ち向かう。
そんな力強い歌詞に、駆け抜けるような楽曲と、突き抜けるような歌声が合わさった良曲です。


divine intervention(AmazonMP3)
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク
検索フォーム
アクセスカウンター
プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

最新記事
スポンサーリンク
カテゴリ
最新コメント
姉妹サイト
リンク


RSSリンクの表示
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
380位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
邦楽
41位
アクセスランキングを見る>>
スポンサーリンク


Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR