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語り継ぐこと……TVアニメ『BLOOD+』エンディング:元ちとせ



2005年10月から2006年9月にかけて毎日放送・TBS系列で放送された『BLOOD+』と、エンディングの『語り継ぐこと』のご紹介です。
2000年に公開された押井守監督による劇場アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の世界観と、「日本刀と女子高生」というコンセプトを取り入れ、直接の続編ではなく独立した作品として制作されました。

最初の舞台が沖縄だったこともあり、沖縄に駐留する在日米軍や日米地位協定の問題が取り上げられたり、現実の世界の抱える問題や、実際の歴史に関することも謎の中にうまく組み込まれ、女子高生が敵を斬りまくる話にとどまらない奥深いストーリーになっています。

主人公の音無小夜(おとなし さや)は沖縄県沖縄市のコザ商業高校に通うごく普通の女子高生です。
父の宮城ジョージ、兄のリク、弟のカイと暮らしていますが、彼らとは血が繋がっていません。
ジョージに引き取られた1年前以前から記憶がありませんでしたが、家族や親友に恵まれ、幸せな日々を過ごしていました。
しかし、ある夜、忘れ物を取りに戻った学校で、怪物に襲われたことで終わりを告げます。
小夜を助けたのは、ハジと名乗る美貌の青年でした。
ハジの血を飲まされた小夜は、狂気とともに異形の刀を振るい、怪物を斬り捨てていました。
小夜に赤い楯という組織が、怪物は人の生き血を食料とする翼手という存在で、小夜は翼手を退治できる唯一の武器であると接触してきます。
赤い楯は翼手と戦っている組織で、ジョージも関わっていました。
戦うことを否定しようとする小夜を守り、ジョージは命を落とします。
赤い楯と行動を途にするようになった小夜は、ハジがシュバリエという自信に付き従う存在であることを知ります。
そして自らもまた人間ではなく、翼手の女王といわれる100年以上を生きている存在であることもわかっていきます。
小夜の前に現れる、小夜とは別の翼手の女王――小夜の妹であり、小夜が解き放ってしまった災厄――ディーヴァに従うシュヴァリエたち。
すべての記憶を取り戻し、自分が解き放ってしまったことでディーヴァによって多くの血が流されている事実に苦しみ、自分にとってかけがえのないものを次々と失っていったことで、自分自身を含めたすべての翼手の殲滅こそが使命と思い詰め、滅びを求めるかのような戦いを続けていきます。
しかし、2~3年の覚醒期間と約30年の休眠期間を繰り返しながら生きている小夜には、再び眠りの時が訪れようとしていました。

丸1年かけて放送された150年にわたる因縁の物語。
沖縄に始まり、ベトナムに行ったりロシアに行ったりアメリカに行ったりと舞台が変わり、あまりダレることがなかったアニメでした。
その中で描かれる、人に在らざるものと人との絆の物語。
種族を超えた愛なんていうのは使い古されたテーマかもしれませんが、色々考えるアニメでした。
結構グロい描写もあったりして、見るのにそれなりの覚悟がいるアニメだったという印象があります。
土曜の6時頃に放送されていたアニメでしたので、一般レベルでは大したことはなったのかもしれませんが、自分にとっては。



『BLOOD+』の第1期(1話から13話)のエンディング曲として使用されていたのが、元ちとせの歌う『語り継ぐこと』でした。
結婚・出産のために歌手活動から離れていた元ちとせの約2年ぶりのシングルCDでした。
最終話のエンディングでも使用され、長い物語の終わりと、小夜と多くの人たちとの別れと、それでも生き残った者たちは生きていかなければならないという切なさや喪失感に、元ちとせの歌声が心地よく耳に馴染み、連綿と続く時の流れを感じるこの曲はよく合っていました。


語り継ぐこと - 元ちとせ(iTunes)


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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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