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凶夢伝染……TVアニメ『Another』オープニング:ALI PROJECT





2012年1月から3月にかけて放送された『Another』と、オープニングの『凶夢伝染』のご紹介です。
原作は漫画化、テレビアニメ化、実写映画化と展開された綾辻行人の同名小説です。

1998年、春。
榊原恒一は父親の仕事の関係や地震の持病の療養のために故人の母の実家に身を寄せました。
夜見山北中学校3年3組に転入した恒一は、クラスの妙な雰囲気に違和感を覚えます。
そんな彼は、クラスメイトの少女・見崎鳴に興味を持ち話しかけますがその反応はそっけなく、それどころか3年3組の生徒も担任・副担任も、彼女が存在していないかのように振舞っていました。
見崎鳴は実は存在しない人間なのではないかと不安に感じる恒一。
しかし、クラスメイトやその身内が次々と悲壮な死を遂げ、恒一までクラスメイトから居ない存在として扱われるようになります。
やがて恒一は3年3組が叩き込まれた現実を知ることになります。
それは、何年かおきに3年3組の生徒、担任の本人もしくは2親等以内の身内が、一か月に最低一人死んでいく呪いのような現象が起きるということ。
その年のクラスの中には、本当はすでに死んでいる人間の幽霊と言える存在が混じっていること。
そして、今年がその当たり年だということ。
その中で、クラスの一人を1年間存在しないものとして扱うことが、唯一、その災厄から逃れる道であること。
恒一が鳴に話しかけてしまったことで、今年も災厄が始まってしまったものと考えられました。
他に、この災厄から逃れるすべはないのか。
恒一たちは調べを進めていくと、年の途中から災厄がぴたりと止まった年があったことが分かり、鍵となる卒業生に会いに行きます。
その結果、災厄を止める方法が分かりますが、その方法が、他のクラスメイト達にも知られてしまい、その結果、最悪の惨劇が幕を開けることになります。

ホラー・ミステリー・サスペンスの雰囲気漂う作品で、2010年版の「このミステリーがすごい!」国内編で、第3位にランクインしたり、第10回本格ミステリ大賞の最終候補作となったりと、世間ではミステリーとして扱われているようです。
とはいえ、物語のカギを握るクラスに紛れ込んだ死者に関しては、関係者全員の記憶の改変が起こり、死者本人でさえ、自分がそうであると認識出ません。
学校や役所の公的な文書や日記といった私的な文書や墓碑に至るまで死者にとって都合の悪い部分は改竄されていますし、録音された音声では死者に関わる部分はノイズなどで聞き取れない状態になってしまいます。
これでは死者が誰なのかを解明することは絶対不可能で、作中ではヒロインの特異能力によって暴かれています。
なので、ミステリーと呼ぶには抵抗があるのですが、ラストで全編にわたりミスリードが施されていたことが分かります。
最後に、「やられた」と思いたい人は、予備知識なしで一気に見た方がいいアニメでしょう。



『Another』のオープニング曲が、ALI PROJECTの『凶夢伝染』でした。
原作者の綾辻行人がALI PROJECTを好んでおり、『Another』の世界観にも大きな影響を及ぼしていたこともあって、たっての希望でのオープニング起用であったといいます。
曲の印象がアニメの雰囲気に、ヤバいほどぴったりと合っていてゾクゾクした曲でした。


凶夢伝染 - ALI PROJECT(iTunes)



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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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