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Precious Piece……劇場アニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』主題歌:キズナアイ



2019年4月に劇場公開された『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』と、主題歌の『Precious Piece』のご紹介です。
平成最後の劇場オリジナルアニメーションと称して、2週間限定で劇場公開されました。


舞台となるのは現代の京都。
美大生の久美は、亡き祖母の残した駄菓子屋を営業するために京都の学校を選んだ経緯がありました。
ところが閉められていた店舗にいたのは、3人と1匹の不法侵入者でした。
それは赤毛の狂戦士・三乃ハラミ、獣人の血を引く女武道家の舞阪舞、女魔導士の草薙・K、そして転生に失敗して犬のような姿に変わってしまった姫騎士アーネリア。
彼女らは、魔王ヴァルヴァランが君臨する世界にいましたが、ヴァルヴァランを追い詰めた時、禁呪が発動し、現代の京都に転生してしまったのです。
そのヴァルヴァランもまた、この世界に転生していましたが、すべての力は魔王の欠片として散らばってしまっており、自身は小学生の姿になって、らんという名で過ごしていました。
らんは、ヴァルヴァランだったころに自らが犯した多くの残虐な振る舞いを後悔していましたが、それを目の当たりにしてきたアーネリアにはとても信用できないことでした。
そして、かつてのアーネリアの仲間たちも、平和な日本に来たことで、戦いしかなかったこれまでの生き方とは違った生き方があることを知り、それらを楽しんでいましたが、アーネリアの目にはそれが堕落と写っていました。
そんな折、久美らんやハラミ、アーネリアとは五山送り火を見に行くことになり……。

逆異世界転生モノの日常系アクションアニメ作品。
約60分程度のアニメの中に、流行りの設定てんこ盛りの作品ですが、詰め込みすぎというわけではなく奇麗にまとまっています。
短い作品ですので見やすかったですが、凄惨な世界しか知らない姫騎士たちや魔王と、平和な世界を知って新たな世界を知った彼女らの考え方や状況の変化のギャップが、短い尺の中でうまく描かれ、各々の魅力に繋がっています。
1クールのTVアニメの、序盤から中盤の3話分くらいを抜き出したようなアニメでしたので、異世界での凄惨な戦いや転生から、『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』の後の彼女たちの活躍やさらなる変化、戦いの終わりまで1クールかけてTVアニメで制作してほしいと思う作品でした。



『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』の主題歌が、自称AIのバーチャルYouTuberのキズナアイ(Kizuna AI)の『Precious Piece』でした。
キズナアイの12枚目のシングルで、シングルとしては初めてCD媒体で発売されました。
アイドル曲っぽいテンポのいい曲で、何気ない毎日を力いっぱい楽しんで生きよう、という感じの『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』の世界にもよく合った曲です。


Precious Piece - Kizuna AI (キズナアイ)(iTunes)


Precious Piece(AmazonMP3)
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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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