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ちいさな日々……TVアニメ『かくしごと』オープニング:flumpool



2020年4月から6月にかけて放送された『かくしごと』と、オープニングの『ちいさな日々』のご紹介です。
原作は2016年から『月刊少年マガジン』に連載中の、久米田康治の同名漫画です。

タイトルの「かくしごと」は、「隠し事」と「描く仕事」とをかけています。
漫画家あるあるネタをふんだんに盛り込み、久米田康治らしい自虐ネタや下ネタは健在ながら、SFとか人死にとは無縁の現実に即した世界観の中で、ほのぼのしたハートフルなコメディが展開されます。

主人公の後藤可久士(ごとうかくし)は、下ネタ漫画で一時ヒットを飛ばし、現在も『風のタイツ』を連載中の漫画家です。
可久士には9歳の一人娘・姫がおり、目に入れても痛くないほど可愛がっています。
しかし、もしも自分が漫画家であることがバレ、姫のクラスメイトたちに自分の描いている下ネタ漫画が読まれたら、姫が虐められるのではないかと恐れ、自分の職業を隠しています。
それは、自宅から仕事場へ向かうのに、スーツで家を出て途中で着替えて仕事場に向かうほどの徹底ぶりです。
姫のことは目の中に入れても痛くないほど可愛く、姫に何としても自分の職業を知られたくない。
そんな何事も姫中心の可久士は、姫に自分の仕事がバレそうになったり、姫のことを心配するあまり、明後日の方向に思考が暴走し、騒動を引き起こします。

劇中では6年後の可久士の秘密を姫が知ってしまった後の物語が描かれています。
ドタバタしたコメディが展開されたあと、途端にシリアスな物語が展開され、しんみりしたところでエンディングの大瀧詠一の「君は天然色」が流れて。
この文章を書いている時点でまだ2話しか放送されていませんが、凄く構成のバランスの良いアニメに仕上がっています。



『かくしごと』のオープニング曲が、flumpoolの『ちいさな日々』でした。
すごくお洒落で、爽やかな楽曲で、初めて聞いた瞬間に引き込まれた、とても好きな曲です。
初めてオープニングを見たときは涙腺崩壊のアニメと間違ったのではないかと思え、ギャグアニメの主題歌なんだよなぁ、とちょっと思ってしまったのですが、雰囲気は実は「かくしごと」によく合っています。
オープニングのアニメーションの良さも相まって、娘の成長を見守る父親の曲のようにも思えてきます。


ちいさな日々 - flumpool(iTunes)


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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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