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STARLIGHT……劇場アニメ『鬼神伝』主題歌:福原美穂



2011年4月に劇場公開された『鬼神伝』と、主題歌の『STARLIGHT』のご紹介です。
高田崇史が2004年に講談社ミステリーランドから刊行した『鬼の巻』『神の巻』からなるティーンエイジャー向けの冒険小説です。


舞台となるのは平安時代。
主人公は2011年の現代に生きる気弱な中学生の少年・天童純。
父親は7年前に事故で死んでおり、純はその死を無駄死にと捉えていました。
ある日、学校帰りに謎の化け物に襲われた純は、気が付くと古い寺に迷い込んでいました。
寺の中で時を超えた純は、平安の都で密教僧の源雲という男に、「救いの御子」としてオロチを復活させ、安寧を脅かす鬼と戦い京を救うように求められ、鬼を恐れる貴族たちから最後の希望として助力を求められます
平安の都で源頼光という若い武士と出会い、麻呂という戦いを好まない貴族もいることを知ります。
さらに、鬼の少女・水葉と出会い、鬼だと思っていた存在が貴族たちによって追放された人間に過ぎないことが明かされます。
純は自然との共存を願う水葉たちと、源雲の言う平安楽土と、頼光などわずかに関わった京の人たちの思いとを考え、誰が正しいのか迷い悩みます。
葛藤する中、源雲たち京の貴族と、鬼の一族との決戦の場に姿を見せた純の前に立ちふさがったのは、源雲によって四天王を乗り移らされ、異形の怪物へと姿を変えた頼光でした。

この映画を調べてみると、あまり評判のよくない映画でした。
やはり、原作を知っている人にとっては、映画化に際して、端折ったりオリジナル要素を組み込んだりして、印象を大きく変えてしまうのは赦せないことなのだろうと思います。
原作を全く知らない身としては、人物描写の甘さのせいテーマはどこにおいてあるのかよくわからなく感じたし、もともと内気で決断力がない主人公のいつまでたっても煮え切らない言動にはイライラさせられたし、主要キャラ――特に主役の台詞の棒読み具合は本当に声優かと失礼ながら思ったし、不満点を数えれば切りはないのですが、ストーリーや世界観は分かりやすく、作画も悪くなく、突出した部分は感じないものの、それなりの映画化だったと思っています。



『鬼神伝』の主題歌が、福原美穂の歌う『STARLIGHT』でした。
歌詞がイメージしているのは戦場に向かう兵士でしょうか?
生きることを真摯に歌い上げた良曲だと感じます。
壮大な物語の終わりに、福原美穂の力強い歌声がよくあっています。






STARLIGHT - 福原 美穂(iTunes)


STARLIGHT(AmazonMP3)
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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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