未来への咆哮……PC用ゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』オープニング:JAM Project
2006年2月にage(アージュ)より発売されたパソコン用アダルトゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』と、オープニングの『未来への咆哮』のご紹介です。
2003年に発売された『マブラヴ』の続編にあたります。
舞台となる世界は、1940年代以降の歴史が大きく変化している平行世界。
日本は第二次世界大戦で敗北はしたものの無条件降伏は回避しており、2001年現在も日本帝国として存在していました。
しかし、地球外起源種「BETA」との戦いが20年以上にわたって繰り広げられており、ユーラシア大陸のほとんどが「BETA」の勢力下となっており、日本にもBETAの巣であるハイブが作られていました。
主人公、白銀武が目を覚ますと、前作『マブラヴ』のアンリミテッド編の最初に戻っていました。
『マブラヴ』では、EXTRA編で高校3年生の白銀武、幼馴染や突然紛れ込んできた美少女との学園ドタバタコメディーが展開されます。
そして、UNLIMITED編が始めると、武は「BETA」により侵略され、人類が存亡の危機と戦っている、今までの平穏な生活とは全く価値観の違う世界に放り込まれ、否応なく兵士として戦うことになります。
そして、EXTRA編で武のクラスメイトだった者たちも、兵士として存在していました。
元の世界との違いに戸惑いながら、再び元の世界に戻れることを信じて、武は訓練を積みます。
『マブラヴ オルタネイティヴ』ではUNLIMITED編の冒頭の時間に戻っていました。
そこにあったのは元あった平穏ではなく、またしても「BETA」との戦いに関わることになります。
不完全ながら、UNLIMITED編の知識と経験をもっている武は、かつて経験した人類の敗北の未来を回避すべく、自ら軍に志願します。
EXTRA編、UNLIMITED編の伏線を回収しながら、壮大な地球外生命体「BETA」との戦いが描かれます。
UNLIMITED編以上に「BETA」との戦いに関わることで、さらなる悲劇と苦難が主人公に打ち付けられることになります。
臨場感あふれる演出に燃えるゲームであり、感動的なストーリーに泣けるゲームであり、時として展開される凄惨な有様に鬱ゲーム扱いされることもあるゲームですが、完成度の高いゲームです。
R18となっていますが、エロシーンの数は少なく、凄惨な描写も多々存在することから、18禁として発売されたのは、エロよりもグロが理由とも囁かれたゲームでした。
その後、凄惨な描写を緩めた全年齢版が発売され、PlayStation3、X-box360、PlayStationVitaなどのコンシューマ機にも移植されました。
ほぼ一本道のストーリーでキャラごとに個別の攻略ルートがあるわけではないエロゲーとしては異色作で、そういった目的で手に取るなら間違いなく後悔する一本。
しかし、練りこまれた壮大なストーリーにゲーム史に残る名作であったと感じる一本です。


『マブラヴ オルタネイティヴ』のオープニングテーマが、JAM Project feat.影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、福山芳樹の『未来への咆哮』でした。
JAM Projectのメンバーが『マブラヴ オルタネイティヴ』をプレイし、世界観やストーリーに合わせて作られた楽曲で、ゲームの壮大な世界観に劣らない熱い楽曲になっています。
その後の全年齢版や、コンシューマ機への移植版ではオープニングには新しい曲があてられています。
ゲームがR18という関係からか、『未来への咆哮』が男性メンバーのみでの楽曲になったためなのでしょうが、これほどゲーム内容にマッチした曲だったのにと、もったいなく感じた覚えがあります。
未来への咆哮 (feat. Hironobu Kageyama, Masaaki Endo, Kitadani Hiroshi & Yoshiki Fukuyama) - JAM Project feat.影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、福山芳樹(iTunes)


未来への咆哮(AmazonMP3)
日本は第二次世界大戦で敗北はしたものの無条件降伏は回避しており、2001年現在も日本帝国として存在していました。
しかし、地球外起源種「BETA」との戦いが20年以上にわたって繰り広げられており、ユーラシア大陸のほとんどが「BETA」の勢力下となっており、日本にもBETAの巣であるハイブが作られていました。
主人公、白銀武が目を覚ますと、前作『マブラヴ』のアンリミテッド編の最初に戻っていました。
『マブラヴ』では、EXTRA編で高校3年生の白銀武、幼馴染や突然紛れ込んできた美少女との学園ドタバタコメディーが展開されます。
そして、UNLIMITED編が始めると、武は「BETA」により侵略され、人類が存亡の危機と戦っている、今までの平穏な生活とは全く価値観の違う世界に放り込まれ、否応なく兵士として戦うことになります。
そして、EXTRA編で武のクラスメイトだった者たちも、兵士として存在していました。
元の世界との違いに戸惑いながら、再び元の世界に戻れることを信じて、武は訓練を積みます。
『マブラヴ オルタネイティヴ』ではUNLIMITED編の冒頭の時間に戻っていました。
そこにあったのは元あった平穏ではなく、またしても「BETA」との戦いに関わることになります。
不完全ながら、UNLIMITED編の知識と経験をもっている武は、かつて経験した人類の敗北の未来を回避すべく、自ら軍に志願します。
EXTRA編、UNLIMITED編の伏線を回収しながら、壮大な地球外生命体「BETA」との戦いが描かれます。
UNLIMITED編以上に「BETA」との戦いに関わることで、さらなる悲劇と苦難が主人公に打ち付けられることになります。
臨場感あふれる演出に燃えるゲームであり、感動的なストーリーに泣けるゲームであり、時として展開される凄惨な有様に鬱ゲーム扱いされることもあるゲームですが、完成度の高いゲームです。
R18となっていますが、エロシーンの数は少なく、凄惨な描写も多々存在することから、18禁として発売されたのは、エロよりもグロが理由とも囁かれたゲームでした。
その後、凄惨な描写を緩めた全年齢版が発売され、PlayStation3、X-box360、PlayStationVitaなどのコンシューマ機にも移植されました。
ほぼ一本道のストーリーでキャラごとに個別の攻略ルートがあるわけではないエロゲーとしては異色作で、そういった目的で手に取るなら間違いなく後悔する一本。
しかし、練りこまれた壮大なストーリーにゲーム史に残る名作であったと感じる一本です。
『マブラヴ オルタネイティヴ』のオープニングテーマが、JAM Project feat.影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、福山芳樹の『未来への咆哮』でした。
JAM Projectのメンバーが『マブラヴ オルタネイティヴ』をプレイし、世界観やストーリーに合わせて作られた楽曲で、ゲームの壮大な世界観に劣らない熱い楽曲になっています。
その後の全年齢版や、コンシューマ機への移植版ではオープニングには新しい曲があてられています。
ゲームがR18という関係からか、『未来への咆哮』が男性メンバーのみでの楽曲になったためなのでしょうが、これほどゲーム内容にマッチした曲だったのにと、もったいなく感じた覚えがあります。
未来への咆哮 (feat. Hironobu Kageyama, Masaaki Endo, Kitadani Hiroshi & Yoshiki Fukuyama) - JAM Project feat.影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、福山芳樹(iTunes)
未来への咆哮(AmazonMP3)
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