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Blow'in in the wind……SFC用ゲーム『ファイアーエムブレム トラキア776』イメージテーマ曲:ユリアーナ・シャノー





1999年8月にニンテンドーパワーで配信されたスーパーファミコン用ソフト『ファイアーエムブレム トラキア776』と、イメージテーマ曲の『Blow'in in the wind』のご紹介です。
任天堂の人気シミュレーションRPG『ファイヤーエンブレム』シリーズの第5作で、前作『ファイヤーエンブレム 聖戦の系譜』の後半が始まる前あたりを舞台にしたサイドストーリーになっています。


ニンテンドーパワーは1997年から約10年間行われた、専用のスーパーファミコン用カセットに、スーパーファミコンやゲームボーイ用ソフトを書きこむというサービスでした。
当初はローソンと提携し、全国の各店舗で書き換えが行えるようになっていましたが、需要の低下から5年ほどでローソンでの書き換えサービスは終了し、その後は任天堂サービスセンターへ直接申し込むという方式に変更されました。
『ファイアーエムブレム トラキア776』は、1999年8月にニンテンドーパワーで配信された後、2000年1月にパッケージ版が発売され、最後の店頭販売用のスーパーファミコン用のタイトルとなりました。

物語の主人公は『ファイヤーエンブレム 聖戦の系譜』にも登場した亡国の皇子リーフ。
闇の力を操る帝国が支配する暗黒の時代の只中、レンスター国の王子として生まれた幼い少年リーフは、戦乱の中、両親を失い、国を失い、小さな村に匿われていました。
リーフが15歳になったある日、村にも帝国の軍勢が迫ります。
リーフは故国再興の戦いの中に身を投じていきます。

『ファイヤーエンブレム 聖戦の系譜』の中で、トラキア半島の戦乱に焦点を置いたシナリオになっています。
前作の登場キャラクターも多く登場し、人間関係など、より深く掘り下げた作品となっています。

ファイヤーエンブレムシリーズ中、最高難度とも言われたこのゲーム。
シミュレーションゲーム初心者だった自分にはとても手に負えず、途中で断念した思い出があります。
グラフィックやBGMはスーパーファミコンの時代の最後を飾るに相応しい高品質で、難易度の高さも「全員が生き残れないのが当たり前」というある意味非常な現実を突いていたが故、という気がします。



『ファイアーエムブレム トラキア776』のイメージテーマ曲が、ユリアーナ・シャノーの歌う『Blow'in in the wind』です。
ゲームで使用された『エンディング・バラード』に歌詞をつけたカバーソングで、ユリアーナ・シャノーの4枚目のシングルでした。
ユリアーナ・シャノーは1981年生まれ、オーストリア出身で日本語・ドイツ語・英語をこなせる才女で、日本で'1998年11月にデビューし、2000年に学業を優先するために引退しました。
日本での代表曲である1999年の『もう一度教えてほしい』は劇場映画の『ガメラ3~邪神覚醒~』のエンディングで起用されたこともあり、ユリアーナ・シャノーの素朴で染み入るような美しく歌声が記憶の片隅に残っている人も多いかと思います。
『Blow'in in the wind』は、風をイメージしたラブソングになっており、そこにユリアーナ・シャノーの柔らかいけれど抑揚のある歌声がよくマッチした名曲です。


Blow'in in the Wind(CD)
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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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