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白い牙 ホワイトファング物語……アニメスペシャル『白い牙 ホワイトファング物語』主題歌:小室等





1982年5月にTBSで放送された『白い牙 ホワイトファング物語』と、主題歌の『白い牙 ホワイトファング物語』のご紹介です。
原作は20世紀初頭にアメリカの作家ジャック・ロンドンが発表した小説『White Fang(白い牙)』。


舞台は20世紀初頭――開拓期のアラスカ。
厳しい大自然の中で生きる、犬の血が入った子狼が、人里へと迷い込んできます。
先住民の少年、ミトサァと暮らすことになった子狼は、ホワイトファングと名付けられ、絆を深めていきます。
そんなある日、闘犬師のスミスとトラブルになり、ホワイトファングを騙し取られてしまいます。
さらに、父親を事故で失い、失意の中ホワイトファングを探し旅をするミトサァ。
そんな頃、ホワイトファングはスミスにより闘犬にさせられ、野生の狼のような凶暴な性格に変わっていきます。
再会を果たしたとき、戦いでホワイトファングは傷つき倒れていました。
ホワイトファングを返せとスミスに詰め寄るミトサァでしたが、スミスは承知しません。
しかし、親切な大富豪のスコットに救われ、再び一緒に暮らせることになった……はずでした。
ところが、復讐心に燃えるスミスが、再びミトサァとホワイトファングの間を引き裂きます。

人の世界に入ってきた子狼と、気弱な先住民の少年が成長していく物語。
野生の世界にも、人間の世界にも過酷な暴力が存在し、彼らは翻弄されながら生きていくことになります。
作中で、「獣なんか、人間に比べたら怖くない」なんていう台詞が出てきますが、きっとこれこそがこの作品の主題なのでしょう。
人と獣――より残酷なケダモノはどちらなのか。
獣でさえ他者の痛みを知ることが出来るのに、人間に出来ないはずがない――。
原作は未読で、アニメもDVD化もされていないマイナー作品ですが、人と狼の姿を通して色々と考えさせられる良作です。



白い牙 ホワイトファング物語の主題歌が、小室等の歌う『白い牙 ホワイトファング物語』でした。
小室等はアニメの劇中音楽も担当しています。
作詞を詩人の谷川俊太郎氏が担当し、日本のフォークシンガーの草分けである小室等が歌ったこの曲は、詩の素晴らしさと楽曲・歌唱の素晴らしさが合いまり、シンプルながら雄大な曲となっています。
アニメも雰囲気のよいアニメでしたが、この主題歌をオープニングとエンディングに演奏し、作中でも主題歌をアレンジした曲を流すことで、作品の雰囲気を統一し、ミトサァとホワイトファングの変化を巧みに演出しているように感じます。
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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の38歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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