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青春……TVアニメ『タッチ』エンディング:岩崎良美



1985年3月から1987年3月までフジテレビ系列で放送された『タッチ』と、エンディングの『青春』のご紹介です。
原作の同名漫画は1981年から1986年にかけて『週刊少年サンデー』で連載された、人気漫画家・あだち充最大のヒット作です。


主人公・上杉達也と、ヒロイン・浅倉南、達也の双子の弟の和也。
家が隣同士の同い年の3人はいわゆる幼馴染で、小さい頃から一緒に過ごしていました。
勉強にもスポーツにも真剣に取り組む優等生の和也に対して、飽きっぽく不真面目な達也。
中学生も終わりに近づくと、その関係に変化が生まれ始めます。
互いに互いを異性として意識し始め、南に対する好意を隠さない和也と、微妙な三角関係に戸惑いながら南や和也の引き立て役のダメ兄貴の立場にそれなりに満足している達也。
「弟にいいところを持っていかれた出がらしの兄」と周囲は評していましたが、和也は達也の才能に気付いており、自分が必死で頑張って得たアドヴァンテージも、達也がその気になればあっという間に追いつかれてしまうだろうと、焦りを感じていました。
高校生になった和也は、「南を甲子園に連れていく」約束を守るために明青学園野球部に入り、1年生エースとして活躍します。
達也は親友の原田に嵌められて、明青学園ボクシング部に入部することに。
南に対する和也の心情を知った達也は、和也を自分がどんなに努力をしてもたどり着けない高みにいる存在であると考えようとし、和也ほど強い気持ちや南と釣り合える男だという自信がないことに悩んでいましたが、自身の南に対する想いを決して譲れないものと認め、和也を本気で追いかけ、同じ高みで戦うためにボクシングに本気を打ち込むようになります。
和也の奮闘で明青学園野球部は夏の全国高校野球大会予選を順調に勝ち抜き、約束まで手が届くところまできた決勝戦。
そこに和也の姿はありませんでした。
交通事故で和也は命を落とし、達也は和也の遺志を継ぐために野球部に入ることに。
紆余曲折を得て野球部から受け入れられた達也は、同じ予選区の勢南高校・西村や須見工業高校・新田といった面々と出会い、ライバルとして認められます。
3年となった達也たちは、野球部監督の入院に伴い、高校野球の名選手・名監督として知られた同校OBの柏葉英一郎を監督代行として迎え入れることに。
ところがやって来たのは弟の英二郎。
柏葉英二郎は、高校時代に兄の濡れ衣を着せられて不良扱いされ、野球部では英一郎に指示された上級生からのいじめによって部を追い出された過去があり、野球部を恨んでいました。
今の野球部員を追い詰めてチームを崩壊させ、かつての野球部員たちが野球部出身とは言えないほど無様な試合をさせることが目的でしたが、逆に明青学園野球部を大きく成長させることになります。
弟を失い、弟の代わりにその夢を果たそうとする達也に対しては特に敵愾心を剥き出しにし、「何もかも手に入れた兄の活躍を喜んでなどいない」と追い詰めようとしますが、甲子園予選での戦いぶりを目の当たりにし、柏葉英二郎自身が何が大切だったのかを見つめなおすことになります。
予選を突破して甲子園への切符を手に入れた明青学園野球部。
和也と南の夢の大舞台を前に、達也は自分の偽らざる気持ちを南に告げます。

原作は序盤で築き上げられた三角関係を一変させる展開や、当時のスポ根ものとは爽やかな青春漫画の要素を取り込ん展開など、当時のスポーツ漫画とは一線を画した日本漫画史に確かな足跡を残した名作でした。
全101話のアニメも後半少し駆け足になった印象は受けましたが、原作に忠実にストーリーを展開させながら、上手く物語を膨らませています。



『タッチ』の2代目エンディング曲が、岩崎良美の歌う『青春』でした。
アニメでは岩崎良美の楽曲が多く使われ、特に初代オープニングの『タッチ』は高校野球の応援曲の定番として長く愛されている名曲です。
レコード会社は新人歌手の起用を提案したものの、監督があだち充の世界を表現できる実力のある歌手を求め、紅白歌合戦に出場した経験もあった岩崎良美が起用されたそうです。
『青春』は第28話 から第62話と比較的長く使用され、1986年の選抜高等学校野球大会の入場行進曲にもなりました。
青春の痛みや切なさを感じるこの曲に、澄んだ歌声がぴったりと合っています。
そのタイトルの通り、この曲を聴くと音もなく駆け抜けて行ったあの時代を懐かしく思います。


青春 - 岩崎良美(iTunes)


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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の38歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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