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君さえいれば……TVアニメ『中華一番!』オープニング:DEEN



1997年4月から1998年9月までフジテレビ系列で放送された『中華一番!』と、オープニング曲の『君さえいれば』のご紹介です。
1995年に『週刊少年マガジン』で『中華一!』のタイトルで連載が始まり、『マガジンSPECIAL』に移動した後、再び『週刊少年マガジン』で『真・中華一番!』のタイトルで連載された小川悦司の漫画が原作です。

2019年には再アニメ化も決定している’90年代のマガジンを代表する漫画であり、料理漫画の金字塔です。

時は清朝末期の中国。
四川省随一の国営菜館(食堂)である菊下楼では、仙女と呼ばれた天才料理人パイが死に、総料理長として跡を継ぐ料理人がやってくることになっていました。
パイという天才料理人を母に持ち、自身も優れた味覚を持っている13歳のリュウ・マオシン(マオ)の前に現れたのは、かつてパイを陥れ若くして命を落とす遠因を作った兄弟子のショウアンでした。
こんな男に菊下楼の総料理長の座を譲れないとショウアンに勝負を挑んだマオは、裁定を下すことになった中国料理界の重鎮リー提督の課題をクリアし、菊下楼の跡を継ぐことが決まります。
しかし、13歳と若輩だったため、食の都・広州の名店・陽泉酒家へ修行に赴き、広州随一の腕を持つ料理人・チョウユの指導を受けながら腕を磨いていきます。
様々な試練を乗り越えたマオは、中国料理界最高峰の特級中止の特級厨師へと上り詰め、その後も研鑽を怠らず成長していきます。
そんなマオは、料理で世界を支配するために伝説の厨具を集めているという裏料理界との戦いに関わることになり、マオを慕うメイリンや、一番弟子を自認するシロウ、ライバルのシェル、元裏料理界のレオンといった仲間たちとともに、中国全土を巡る旅に出ることになります。

当初はマオの料理人としての成長物語でしたが、後半は冒険活劇のような展開になっていきます。
実を言うと、料理の表現もストーリー展開もハチャメチャで、あんまり美味しそうに思えず、半ばアクションアニメだと思って見ていました。
アニメは途中で原作に追いついてしまったために裏料理界との決着はつけられませんでしたが、約1年半全52話、原作の要素を殺さずに、アニメオリジナルの要素を加えて膨らませながらアニメ化された、良質のアニメだったと思っています。



『中華一番!』の3代目のオープニング曲が、DEENの歌う『君さえいれば』でした。
37話から52話まで使用されたDEENの15thシングルです。
『中華一番!』のオープニング・エンディング曲は良曲が多かったですが、個人的には『中華一番!』の曲と言えば『君さえいれば』が思いつきます。
すでに放送から20年が経過し、名前を聞くと懐かしいアニメになりました。
この曲はボーカルの素晴らしい歌声とともに、いつまでも色褪せない名曲として残っていってほしい曲だと感じます。


君さえいれば(DEEN The Best キセキ) - DEEN(iTunes)


君さえいれば(DEEN The Best キセキ)(AazonMP3)
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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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