ボクノート……劇場アニメ『ドラえもん のび太の恐竜2006』エンディング:スキマスイッチ
2006年3月に公開された『ドラえもん のび太の恐竜2006』と、エンディングの『ボクノート』のご紹介です。
1980年に劇場公開された映画『ドラえもん のび太の恐竜』のリメイクでした。
1979年にTV朝日系列で放送が始まったテレビアニメ『ドラえもん』は、2005年に主要キャストが一新されました。
『ドラえもん のび太の恐竜2006』はキャストが一新されてから初めての劇場映画でした。
ある日、大きな卵のようなものを見つけたのび太。
大事に温めてみると、卵が孵化し、恐竜の赤ちゃんが出てきます。
それは、白亜紀の日本にいたという、フタバスズキリュウであるように思われました。
のび太は、恐竜をピー助と名付けてこっそりと飼い始めますが、大きく成長していくピー助を隠しおおせるはずもなく、町は怪獣の噂でもちきりに。
のび太はドラえもんの力を借りて、ピー助を本来いるべき場所――白亜紀に戻すことを決意します。
ところが、謎の黒マスクの集団に襲われてタイムマシンが故障し、ピー助を何とか白亜紀に戻したと思ったらそこは北アメリカだったことが分かります。
再び、白亜紀に向かうのび太とドラえもん、そしていつもの面々。
しかし、タイムマシンは壊れたままで、白亜紀でピー助と再会したのび太たちは、数千万年後にのび太の机がある場所まで大陸を移動することに。
しかし、そんなのび太たちの前に、再びあの黒マスク達が立ちはだかります。
劇場アニメの中でも人気の高い作品のリメイクとあって期待の高かった一作。
意外と低い評価が目立ったのは、その期待ゆえか。
かくいう自分も、古いセルアニメ、大山のぶ代のドラえもんに慣れ親しんだ世代で、今のCGで精緻に描かれた背景に藤子・F・不二雄のキャラクターが動き回るのに違和感を感じてしまいます。
ただ、のび太とピー助の別れの場面には、思わず涙腺が緩みます。
『ドラえもん のび太の恐竜2006』のエンディングで使用された曲が、スキマスイッチの歌う『ボクノート』でした。
どうにも歌詞が思い浮かばず、その気持ちを歌詞にしたというこの曲。
素直にドラえもんの映画の曲として聞くと、のび太とドラえもんの伝えたい思い、迷い立ち止まり大人になっていくのび太や友人たちの姿と重なり、歌謡曲として聴くと等身大の歌詞が美しいメロディーに乗って染みわたる良曲です。
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