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WILL……TVアニメ『仙界伝 封神演義』オープニング:米倉千尋



1999年7月から12月までテレビ東京系列で放送された『仙界伝 封神演義』と、オープニングの『WILL』のご紹介です。
原作は中国の古典怪奇小説『封神演義』を下敷きに、藤崎竜が独自の要素を取り入れて、『週刊少年ジャンプ』に1996年から2000年にかけて連載していた漫画です。


舞台となるのは古代中国の殷王朝(紀元前17世紀頃~紀元前11世紀頃)の時代。
文武とも優れた名君である第30代皇帝「紂王」。
しかし、悪しき仙女「妲己」を皇后として迎えてから、紂王は堕落し、悪政を敷き、人民は苦しみ、国は乱れていました。
その状況を憂いた仙人界の崑崙山の教主「元始天尊」は、仙道が陰ながら支援し、殷王朝を倒し、人の手による新たな王朝を打ち立てる「封神計画」を発動させます。
その実行者に選ばれたのは道士「太公望」。
元始天尊は太公望に封神計画とは妲己に与する悪しき仙道たちを倒してその魂魄を閉じ込めるための計画であり、その為に風を操る宝貝「打神鞭」と霊獣「四不象」を与えます。
人間界へと赴いた太公望は、最強と称される道士「申公豹」に一方的に絡まれて、妲己の強大な力を目の当たりにし、殷を守る道士「聞仲」との対立などによって己の弱さを自覚し、強力な仲間を集めるために大陸を回ります。
宝貝人間の「哪吒」、天才道士「楊戩」、 西伯侯の100番目の子「雷震子」、殷の武成王「黄飛虎」といった仲間たちを集め、西岐に軍師として迎え入れられます。
しかし、殷との戦いの中で明かされる妲己の正体、自らが本当に戦わなければならない存在を知ることになります。

アニメ化されたときにはまだ原作の終了前だったので、前半はある程度原作に忠実ながら、後半はオリジナルストーリーで展開していきます。
原作とキャラクターやストーリーを大幅に改編してのアニメ化には賛否はありましたが、一つのアニメとして見た時は、色々と粗は感じるものの、まとまりのいいアニメだったように思います。
ただ、原作の聞仲の圧倒的な存在感がなくなってしまったのは残念と言えば残念。



『仙界伝 封神演義』のオープニング曲が、米倉千尋の歌う『WILL』でした。
聞いていると力が沸いてくるような気がする曲です。
自分に曲中の「君」のようには成れないと知っているからなおさらのことなのかもしれません。
アニメを酷評する原作ファンからもオープニング曲の『WILL』と、エンディング曲の『FRIENDS』は好評を集めていました。
『WILL』は仲間から太公望へ向けて、『FRIENDS』は太公望から仲間に向けて、をイメージした曲なのだそうです。


WILL - 米倉千尋(iTunes)


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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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