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キミノウタ……TVアニメ『東京マグニチュード8.0』オープニング:abingdon boys school



2009年7月から9月までフジテレビで放送された『東京マグニチュード8.0』と、オープニングの『キミノウタ』のご紹介です。

東京を大地震が襲い、大きな被害を受ける中、被災者となってしまった中学生の少女の視点で物語は進みます。
自分の家や家族がどうなったか分からないまま、家を目指して進む少女の姿を通して、つまらないいつもの日常のかけがえのなさを感じるアニメです。
同時に、防災や危機管理といった災害に対する対応を描いた作品でもあります。

2012年の夏――。
中学1年の小野沢未来は家族への不満、将来への不安、様々なことがあり、些細なことでイライラしていました。
夏休みが始まり、忙しい親に代わって小学3年生の弟・悠貴を連れて東京のお台場へロボット展を見に行くことになりました。
楽しそうな悠貴に不満をぶつけてしまう未来は、トイレに行きたいと言う悠貴を置いて建物の外に。
「毎日毎日ヤなことばっかり。こんな世界、こわれちゃえばいいのに」――そんなことをネットに呟いた瞬間、突如、大地が揺れます。
マグニチュード8.0の巨大地震が東京を襲ったのです。
ようやく揺れが収まった未来の目の前で広がる、壊滅したお台場の光景。
その時、悠貴がまだ建物の中にいることを思い出した未来は、建物の中に戻りますが、中はボロボロになっており、火災も発生していました。
余震も続き、二次災害の危険も高まりますが、バイク便ライダーの日下部真理の協力を得て悠貴との再会を果たします。
真理とともに実家のある世田谷まで歩くことになった未来と悠貴。
その道中、レインボーブリッジの落下や東京タワーの倒壊など、震災の被害が次々と未来たちに襲い掛かります。

被災した街を懸命に生き抜く未来が見る世界。
最初は世の中への鬱憤の塊だったような未来が、成長していく姿を描いています。
そんな未来に、物語終盤で待っている辛い別れは、切なくやりきれず、涙なしでは見られません。
このアニメは2012年を舞台にしていますが、2009年の製作なので東日本大震災が起きなかった2012年ということになります。
現実の世界では、このアニメで描かれた以上の震災が起きてしまいました。
東日本大震災が起きる前と後で印象が変わってしまうのは仕方ないと思いますが、阪神大震災や東日本大震災をはじめ数々の震災を経て、私たちの地震への向き合いは変わったのだろうかと考えてしまいます。



『東京マグニチュード8.0』のオープニング曲が、abingdon boys schoolの歌う『キミノウタ』でした。
最初は、震災をテーマにしたアニメのオープニングがこういうロックでいいのだろうかと感じたのですが、耳に慣れてくると、誰もが感じる不安に押しつぶされそうなときに寄り添ってくれる「誰か」の存在を、優しく前向きに力強く描いた良曲だと感じるようになりました。
オープニング映像でリアルに描かれる廃墟と化した東京と、その中で寄り添いながら帰るべき場所へ向かう少女たちの姿が、この曲のメッセージをより強く印象付けてくれたように感じます。


キミノウタ - abingdon boys school(iTunes)


キミノウタ(AmazonMP3)
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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の38歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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