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RAIN……劇場アニメ『メアリと魔女の花』主題歌:SEKAI NO OWARI



2017年7月に劇場公開された『メアリと魔女の花』と、主題歌の『RAIN』のご紹介です。
イギリスの女性作家メアリー・スチュアートが1971年に発表した『The Little Broomstick』(日本では1975年に『小さな魔法のほうき』の題で翻訳出版)が原作です。


スタジオポノック制作の長編アニメ第1作。
スタジオポノックはスタジオジブリの『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』でプロデューサーを務めた西村義明が、2014年のスタジオジブリの製作部の解散に伴い退社し、2015年に設立したアニメ制作スタジオです。
そのため、監督の米林宏昌をはじめ、『メアリと魔女の花』のスタッフの大半がスタジオジブリ作品に関わった経験があったそうです。

ある夏の日、11歳の少女メアリ・スミスは大叔母シャーロットが住む田舎の大きな館に引っ越してきました。
周りには何もなく友達もいない田舎に退屈するメアリは12歳の少年ピーターと出会います。
ピーターの飼い猫のティブとギブを追って森に迷い込んだメアリは、森の中で青い花を見つけ持って帰ります。
翌日、森の中で一本の箒を見つけたメアリがそれを握ると、いきなり箒が飛び出し、黒猫ティブとともに空を飛び積乱雲の中に飛び込みます。
その中には、魔法の国があり、魔法の大学である「エンドア大学」がありました。
新入生だと勘違いされたメアリは、校長のマダム・マンブルチュークや研究者のドクター・デイと知り合い、偶然が重なり才能ある魔女の卵と誤解されてしまいます。
誤解されたまま入学させられそうになったメアリは、「花」の話をしてしまい、さらにピーターの家の住所を教えて彼が花の持ち主だと言ってしまいます。
無事に館に辿り着いたメアリの前に、マダムが送り込んだ幻影が現れ、ピーターを捕らえたことと、ピーターと引き換えに青い花――「夜間飛行」を渡すように要求してきます。
残った「夜間飛行」を使いピーターを救出にティブとともに「エンドア大学」に向かい、そこでマダムに捕らえられ、魔法で封印された広い部屋に閉じ込められてしまいます。
そこにはピーターと、地上から連れてこられ変身魔法にかけられたたくさんの動物たちがおり、その中にはギルの姿も。
メアリは、『全ての魔法を解く魔法』を使い、動物たちをもとの姿に戻し、エンドア大学から脱出しようとしますが、ピーターが捕まってしまい、マダムに追い立てられたメアリは一軒の古い家に逃げ込みます。
そこは、昔、赤毛の魔女が住んでいた家でした。
かつて魔法の国で発見され、昔はまっとうな教育者であり研究者だったマダムとドクターの心を狂わせた夜間飛行を持ち出したのはその赤毛の魔女であり、大叔母のシャーロットこそ、その赤毛の魔女でした。
真実を知ったメアリは、ピーターを救うために再びエンドア大学に戻りますが、夜間飛行を用いた禁断の実験がピーターを実験台に始められようとしていました。

賛否両論はあったアニメでしたが、出来のいいアニメだったとは思います。
ただ、やっぱりジブリを経験したスタッフが多かっただけあって、ジブリ映画で見たようなカット、シーンが多くあったなぁという印象は受けます。



『メアリと魔女の花』の主題歌が、SEKAI NO OWARIの歌う『RAIN』でした。
アニメの雰囲気とテーマにもよく合った曲で、柔らかい雰囲気に癒されます。
雨と虹の描き出す世界を情感豊かに歌い上げ、雨上がりの爽やかな空気感を感じられる楽曲です。


RAIN(AmazonMP3)

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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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