瞬間はファンタジー……TVアニメ『おねがい!サミアどん』オープニング:長山洋子
1985年4月から1986年2月にかけてNHKで放送された『お願い! サミアどん』と、オープニングの『瞬間(とき)はファンタジー』のご紹介です。
イギリスの小説家、イーディス・ネズビットの児童小説『砂の妖精』を原作に、大幅なオリジナル要素を加えた作品です。
イギリス郊外に引っ越してきたターナー一家。
新しい家と、雄大な自然に興奮する子供たちは、砂の採掘場で三角帽子をかぶった砂の妖精のサミアどん(サミアド)と出会います。
サミアどんには不思議な魔法があり、1日に1回だけ願いをかなえてくれ、その効果は日が沈むまで続きます。
子供たちは面白がって色々なお願いをしますが、決まって騒動に発展していきます。
子供たちと砂の妖精の交流をコミカルに描いたファンタジーです。
『おねがい!サミアどん』のオープニング曲が、長山洋子の歌う『瞬間(とき)はファンタジー』でした。
今は、演歌歌手として確固たる地位を築いている長山洋子のアイドル時代の曲で、オープニング・エンディングとも歌っています。
もともと演歌歌手としてデビューする予定が、演歌はまだ早いという判断で1984年にアイドルとしてデビューし、1993年に演歌歌手として再デビューした、幅広い活動履歴を持つ長山洋子の、初めてのアニメとのタイアップ曲でした。
今聞きなおすと懐かしさばかりを感じる曲ですが、すでに長山洋子の高い歌唱力を感じます。
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