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溜め息の橋……TVアニメ『アリソンとリリア』オープニング:栗コーダーカルテット&湯川潮音



2008年4月から10月にかけてNHK BS2で放送された『アリソンとリリア』と、オープニングの『溜め息の橋』のご紹介です。
原作は時雨沢恵一のライトノベル。
一連の『一つの大陸の物語』シリーズの中から、『アリソン』シリーズと『リリアとトレイズ』シリーズが映像化されています。

一つの大陸だけが存在し、その中では二つの連邦に分かれて不毛な戦争を続けている世界が物語の舞台です。
ロクシェ(東側のロクシアーヌク連邦)の上級学校に通うヴィルの前に、孤児院で一緒に育った幼なじみのアリソンがロクシェ空軍の飛行士になって現れます。
再会した二人は、「戦争を終わらせる価値がある宝」を探す冒険に出て、敵国のスー・ベー・イル(西側のべゼル・イルトア王国連合)に辿り着きます。
その結果、スー・ベー・イルの軍人カー・ベネディクトとともに本当に戦争を終結させてしまった二人。
さらにイクス王国の政争に巻き込まれ、再会したカー・ベネディクトやフィオナという女性とともに解決します。
その縁で、確固たる友情を築いた4人でしたが、ある事件をきっかけにヴィルは、世界の表に出ない任務に従事する道を選びます。
その時、アリソンのお腹の中にはヴィルの子供が宿っていました。
それから時を経て、アリソンの娘リリアは、ボーイフレンドのトレイズとともに様々な事件に関わることになります。

母娘二代にわたる冒険浪漫。
爽やかな冒険活劇です――原作では結構凄惨な描写もあったそうですが原作は未読なので、その辺はよくわかりません。
NHKのアニメですので、そのあたりは規制というかブレーキがかかったのでしょう。
長大な原作のダイジェストのようだと原作ファンの知人が言っていましたが、原作を見ていない立場からすれば、策謀ありアクションありラブロマンスありと最後まで目の離せない絶妙なアニメだったと思っています。



『アリソンとリリア』のオープニング曲で使用されたのが湯川潮音の歌う『溜め息の橋』でした。
飛行機で大空をのんびりと飛んでいるような雰囲気の曲です。
最初に聞いた時は単調な曲に感じたのですが、湯川潮音の美しい歌声を、栗コーダーカルテットのリコーダーと弦の音が優しく包み込むような、優しい気持ちにさせてくれます。


溜め息の橋 - 栗コーダーカルテット&湯川潮音(iTunes)


溜め息の橋(CD)
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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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