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予感……PC用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』エンディング:高橋洋子



1997年7月に発売されたWindows95用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』と、エンディングの『予感』のご紹介です。
1995年10月から1996年3月にテレビ東京系で放送され、アニメ史にも大きな影響を与えた『新世紀エヴァンゲリオン』の番外編にあたり、時系列で言えば第八話から第拾参話の間に位置する物語を描いたアドベンチャーゲームです。

Windows95に始まり、Macintosh版が製作され、SEGA SATURN、PlayStationなどコンシューマ機にも移植されました。

ある夜、第3新東京市を蹂躙する謎の巨大な移動物体。
ヘリの爆音が轟く中、炎に包まれる街。
使途の襲来の可能性を考え、エァンゲリオンパイロットの碇シンジと惣流・アスカ・ラングレーにも緊張が走りましたが、非常事態宣言も出動命令もないまま夜を終えました。
翌日、シンジとアスカのクラスに転校してきた美少女・霧島マナ。
明るく社交的で、積極的にアプローチしてくるマナに、人との付き合いが苦手なシンジも惹かれるようになります。
そんなシンジに苛立ちを覚えるアスカ。
巨大な移動物体とマナの正体、そこに関わってくる戦略自衛隊の謎の動き。

プレイヤーがストーリーに関われる要素が、ほとんどないゲームです。
紙芝居みたいなサウンドノベルですので、ストーリーを好きになれるかどうかが、この作品の評価になってしまうように感じます。
個人的には結構好きなストーリーでしたが、番外編的扱いですのでストーリーを進めるわけにもいかず核心に踏み込むようなこともできなかったためか、エヴァンゲリオン本編から見て、何か違う感の強い作品だったような気がします。
やはり、『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメは、庵野秀明監督の才能があってこそのアニメだったということを、改めて感じさせられたゲームでもありました。

    

『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』のエンディングが、高橋洋子の歌う『予感』でした。
『残酷な天使のテーゼ』『魂のルフラン』など、エヴァンゲリオン関係でもお馴染みの高橋洋子の楽曲です。
ゲームの曲なので、知名度は低いかもしれないですが、隠れた名曲と思っています。
寂しさならよく知っていると思いつつ、孤独から解き放ってくれるその手を予感する、別れの結末しか待っていないこのゲームの終わりの切なさをを、しっとりと感じさせてくれる曲です。


予感 - 高橋洋子(iTunes)


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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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