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Fortune……PS2用ゲーム『ラジアータ ストーリーズ』主題歌:玉置成実



2005年1月にスクウェア・エニックスより発売された『ラジアータ ストーリーズ』と、主題歌の『Fortune』のご紹介です。
『スターオーシャン』シリーズなどのトライアース制作。


主人公・ジャックの父、ケアンはかつて水龍を退治したラジアータ王国の英雄でした。
その後、命を落としましたが、それは親友だったガウェインによる謀殺であると噂されていました。
この世界は、人間族と妖精族(エルフ、ゴブリン、ドワーフ)が暮らしており、その関係は決して良好なものとは言えませんでした。
人間族は大陸の中央にラジアータ王国を築き、地方に妖精族はそれぞれの種族ごとに生活しています。
そして、妖精族にはそれぞれの種族に龍という守護者がおり、それを人間が討ったことで、その関係は一層複雑なものとなっていました。
王国の外れの小さな村に姉と暮らすジャックは、ラジアータ王国騎士団への入団テスト(騎士団セレクション)を受けるため
王国にやってきます。
しかし、初戦でリドリーという少女に敗れ、入団は無理かと思われましたが、宰相ラークスが英雄の息子とをいうことを考慮に、入団が認められ、ガウェインの息子ガンツをリーダーにセレクション優勝で入団が決まったリドリーとともに桃色豚闘士団(ローズ・コション)が結成されます。
リドリーは王国の重臣の娘でしたが、そんなことはお構いなしにバカな言動を繰り返すジャックとは、任務中もたびたび衝突します。
しかし、ライトエルフが絡んだある任務のなかでリドリーは重傷を負い、ライトエルフの族長の力で復活を果たします。
この件がきっかけで団は解散し、ジャックも城を追い出され、戦士ギルドに入隊します。
その時、リドリーが一人苦しんでいることを知る由もありませんでした。
そして、物語が進むにつれ人間族と妖精族――世界を巻き込む争いの大きな決断を、ジャックは本人も気づかぬうちにすることになってしまいます。

ほのぼのしたグラフィック。
150人以上が仲間に出来るシステム。
時とともに変化していく街の姿。
面白い要素がたくさんあるゲームでしたが、何だかもやもやしたプレイ後感が残るゲームでした。
途中で人間編・妖精編でシナリオが分岐しますが、どっちも最後は大切な人が死んでしまうバッドエンドに思えたためでしょうか。
真エンディングみたいなのもなかったようですし、個人的には後味の悪さばかりが記憶に残っているゲームです。



『ラジアータ ストーリーズ』の主題歌が玉置成実の歌う『Fortune』でした。
人間編と妖精編でそれぞれ主題歌が設定されており、『Fortune』は人間編の主題歌で、玉置成実も謎の歌姫ナミ・タマキというゲーム中のキャラクターで声優に初挑戦しています。
玉置成実の楽曲はこの時期すごくはまっていたことがありました。
『Fortune』も伸びやかで、らしい曲でした。
ヒロインが死に、真実に人間のことを守ろうとした者を殺し、ジャックが街をを去る――その先に未来を感じられる曲です。


Fortune - 玉置 成実(iTunes)


Fortune(Amazon MP3)



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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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