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輝きは君の中に……TVアニメ『NINKU -忍空-』オープニング:鈴木結女



1995年1月から1996年2月にかけてフジテレビ系列で放送された『NINKU -忍空-』と、オープニングの『輝きは君の中に』のご紹介です。
『週刊少年ジャンプ』で1993年から連載された桐山光侍の漫画です。
原作は、連載が始まると人気を博しましたが、度々休載繰り返し、1996年から長らく放置されていましたが、2005年から『ウルトラジャンプ』で連載が再開され、2011年に完結しました。

そういった経緯もあり、アニメ化された際はエピソードが少なかったためかほとんどオリジナルストーリーでアニメは展開されました。

物語が始まる数年前。
帝国は将軍家による帝国の再統一を目指す勢力と、民主勢力との間で戦争が勃発しました。
その中で、民主勢力に与して戦った数十人の部隊――忍空隊がいました。
忍空技と呼ばれる徒手空拳の武術を駆使して戦う忍空と呼ばれる戦士たち、帝国をあと一歩のところまで追い詰めますが、なぜか解散し、帝国軍はかろうじて勝利します。
忍空の力を恐れた帝国府は忍空の残党たちを討伐に乗り出します。
元忍空隊一番隊隊長の「子忍の風助」は、忍空隊の崩壊後、幼い頃に何者かに連れ去られた母親を探して旅をしていましたが、その旅の中で再会した元十番隊隊長「酉忍の藍朓」、元六番隊隊長「巳忍の橙次」、橙次の妹の里穂子、ペンギンのヒロユキの4人と1匹で旅するようになります。
帝国の横暴に遭遇し、かつての力を奮って人々を救ったこともあり、賞金首として追われるようになり、帝国の軍事の中枢にいる三大軍師と戦うことになります。
その戦いの中でコウチン大僧正こそが戦争の黒幕であり、将軍を傀儡として権勢をふるっている事実を知ります。
そして、かつての忍空隊の解散の理由や、風助の母がさらわれた理由などが明かされ、大切な人たちを守るため、コウチンとの最終決戦に挑みます。

個人的にはキャラクターが独特で個性が強かったことに難を感じてしまいましたが、王道バトルもののストーリーの中に優しさや葛藤、苦しみを盛り込んだ良質のストーリーだったと思います。
全55話でしたがコウチンとの最終決戦の後、5話くらい小悪党を相手にした話を入れてきたのは、国を巡る争いを離れた日常を描きたかったのでしょうが、それなら、これまで出会った人たちを出して、未来に向かって進む姿を描いてほしかったなぁ、と個人的には思っています。

  

『NINKU -忍空-』のオープニング曲が鈴木結女の歌う『輝きは君の中に』でした。
途中妙に不安を掻き立てられる曲調から、サビの部分でアニソンらしい盛り上がる曲調に変わる曲の構成が妙に耳に残る曲です。
このアニメをやっていた当時は中学生で、曲自体は好きでしたが、歌詞に関してはそれっぽい言葉を並べた典型的なアニソンと感じていたように思います。
今改めて聞き直すと、人と人の繋がりを真摯に歌った良曲だと感じます。


輝きは君の中に - 鈴木結女(iTunes)


輝きは君の中に(Amazon MP3)




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SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の40歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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