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花のささやき……TVアニメ『小公女セーラ』オープニング:下成佐登子



1985年1月から12月まで、フジテレビ系列ので放送された『小公女セーラ』と、オープニングの『花のささやき』のご紹介です。
バーネット夫人の『小公女』を原作にした、『ハウス世界名作劇場』シリーズの11作目です。
数多くの名作を残した『ハウス世界名作劇場』シリーズの中でも、苛烈ないじめの描写で異彩を放つ作品となりました。

時は1885年。
イギリスの植民地だったインドの実業家の娘、10歳のセーラがミンチン女子学院に入学してきます。
特別寄宿生として特別待遇を受けることとなったセーラですが、それを鼻にかけることのなくい性格や気品あふれる佇まい、フランス語が堪能と、才女ぶりを発揮し、年少や使用人などからも人気者になります。
しかし、セーラが来るまで代表生徒だったラビニアはセーラを毛嫌いしていました。
なにより、学園長のミンチンは生まれながらにして全てを持っているセーラへの嫉妬から憎悪を募らせていました。
そんな折、インドのセーラの父が死亡したという連絡が届きます。
その上、ダイヤモンド鉱山への投資が回収できず、破産状態で、ミンチンは激怒しますが、無一文となったセーラを追い出すにも世間体が悪く、使用人として無賃金で働かせることになります。
ミンチンやラビニアから執拗な嫌がらせを受けることになったセーラですが、決してプライドを失わず、数少ない味方たちに支えられながら、屈することなく日々を過ごしていきます。
そんなある日、隣にクリフォードという富豪が越してきます。
彼の存在が、止まってしまったセーラの運命を再び動かします。

子供のころは、厳しい状況にあっても決して自分を見失わないプリンセスの姿を描いたアニメかなと思っていましたが、大人になってから改めて見ると、ミンチン女史のアニメだったんだなぁ……と。
貧しさの中から這い上がって成功を収めた劣等感や、植民地から来たセーラへの差別感情といったものが、回を追うごとに露わになっていきます。
教育者というメッキが剥がれていった、ともいえるかもしれませんが。
そのセーラを何とか屈服させようと執拗に攻撃を繰り返しますが、結局、彼女のプリンセスとしてのプライドの前に敗れることになります。
……生徒はあんたの劣等感を満たす玩具じゃない、と言ってやりたくなる教師が現実にもいるんですよね。
困ったことに……。



『小公女セーラ』のオープニング曲が、下成佐登子の歌う『花のささやき』でした。
大人になって聞いたら「火サス?」と思ってしまった重苦しいイントロ。
この曲が日曜のゴールデンタイムに流れていたというのも、ちょっとびっくり。
でも、セーラの芯の強さを感じさせられる良曲でした。


花のささやき - 下成佐登子(iTunes)


世界名作劇場 メモリアル音楽館 小公女セーラ(CD)




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プロフィール

SHIN

Author:SHIN
鳥取県東部の田舎町在住の38歳。

この年齢になったせいか中高生の頃に聞いていたような古いアニメソングばかり聞いているような気がします。
若かりし頃、こんな曲もあったな――と古い記憶を呼び起こしながら書いております。
拙いブログですが、お付き合いいただければ幸いです。

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