想い出がいっぱい……TVアニメ『みゆき』エンディング: H₂O
1983年3月から1984年4月にかけて放送された『みゆき』と、エンディングの『想い出がいっぱい』のご紹介です。
あだち充の同名漫画が原作のラブコメアニメです。
主人公、若松真一と恋人である鹿島みゆき、血の繋がらない妹である若松みゆきの三角関係を描いています。
真一は、鹿島みゆきとの関係を発展させようとしながら妹のみゆきにも惹かれていくことを自覚し、あくまでも兄妹であるとの葛藤を繰り返します。
また、2人の魅力的な“みゆき”には、様々な男性からのアプローチがあり、気の抜けない日々を過ごすことになります。
そんな、もどかしい恋愛模様を描いた作品です。
原作においては連載中の4年間に、主人公たちも高校生から大学生になり、本当の気持ちに辿り着きます。
きれいに終着させた原作に対して、アニメは原作中盤のエピソードまでの全37話で打ち切りとなり、その後、劇場版での完結編の構想もあったそうですが、そちらも頓挫したようです。
正直、感動的なラストとなった原作の方が自分のイメージとしては強いのですが、アニメも、その時その時を正直に一生懸命に過ごす彼らの青春時代を、ちゃんと描いていた良作アニメだったと思っています。
それだけに、帰結までが描かれなかったのは残念。


『みゆき』の初代エンディングで使用されたのが、H₂Oが歌う『想い出がいっぱい』でした。
今でも文化祭や、卒業式などでも歌われることが多く、自分も25年前――中学の時に文化祭の合唱で歌った覚えがあります。
EPレコードは43万枚を売り上げ、アニメの曲という枠を超え、1980年代を代表する歌謡曲の一つとして記憶され、多くの歌手にカバーもされています。
大人になっていく青いころを懐かしむような、それは決して遠い昔でもないような、誠実に一生懸命に生きていた青春時代に思い馳せる名曲です。
想い出がいっぱい - H2O(iTunes)


想い出がいっぱい(Amazon MP3)
真一は、鹿島みゆきとの関係を発展させようとしながら妹のみゆきにも惹かれていくことを自覚し、あくまでも兄妹であるとの葛藤を繰り返します。
また、2人の魅力的な“みゆき”には、様々な男性からのアプローチがあり、気の抜けない日々を過ごすことになります。
そんな、もどかしい恋愛模様を描いた作品です。
原作においては連載中の4年間に、主人公たちも高校生から大学生になり、本当の気持ちに辿り着きます。
きれいに終着させた原作に対して、アニメは原作中盤のエピソードまでの全37話で打ち切りとなり、その後、劇場版での完結編の構想もあったそうですが、そちらも頓挫したようです。
正直、感動的なラストとなった原作の方が自分のイメージとしては強いのですが、アニメも、その時その時を正直に一生懸命に過ごす彼らの青春時代を、ちゃんと描いていた良作アニメだったと思っています。
それだけに、帰結までが描かれなかったのは残念。
『みゆき』の初代エンディングで使用されたのが、H₂Oが歌う『想い出がいっぱい』でした。
今でも文化祭や、卒業式などでも歌われることが多く、自分も25年前――中学の時に文化祭の合唱で歌った覚えがあります。
EPレコードは43万枚を売り上げ、アニメの曲という枠を超え、1980年代を代表する歌謡曲の一つとして記憶され、多くの歌手にカバーもされています。
大人になっていく青いころを懐かしむような、それは決して遠い昔でもないような、誠実に一生懸命に生きていた青春時代に思い馳せる名曲です。
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